素行調査官シリーズ1を読みましたが、探偵小説が好きな方はおすすめ!読んだきっかけは東京メトロの中刷り広告。「素行調査官」の著者である笹本稜平さんの新刊が掲載されていて、それを日本橋の丸善(大型書店)へ探しにいったら、素行調査官も一緒に購入。
そんな、流れですが、当たりです!
アマゾンのレビューもよかったのですが、最初の5ページを読んで、本を購入することを決定。
やっぱり、探偵小説は始まりのインパクトが大事ですよね。
素行調査官のあらすじ
素行調査官は笹本稜平さんによる小説で、シリーズ3まであります。
今回読んだのはシリーズ1.最初の物語。
主人公は本郷岳志。「ほんごうたけし」と読みます。どこかで聞いた名前。。。
ちなみに仮面ライダーは本郷武「ほんごうたけし」ですが、漢字が違います。
話が脱線しました。
本郷岳志は、いわゆる有名大学を卒業して就職するものの不況のあおりで退職。
私立探偵へ入社して、頭角を現しますが、その探偵も倒産。
まっくら闇のなか、たまたま同窓会で再開した大学の同期が警察キャリア。
ある目的のためにこの警察キャリアは本郷をて、特別捜査官として採用。
警視庁に入庁しし、警察官の素行調査をおこなう素行調査官としてはたらく。
大学同期の警察キャリアから依頼された案件を調査しているうちに、思いがけない大物がからむ大事件に発展し。。。。
警視庁の捜査一課、公安の外事課、所轄の捜査本部、警察上層部の派閥闘争など人間関係や権力争いとミステリーも含まれた佳作。
素行調査官シリーズは3部ありますが、もちろんすべて読みたくなるシリーズ1の出来栄えでした。
素行調査官は文庫本がおすすめ
初版発行は2008年なので、シリーズ全巻文庫本となっています。
私もも文庫本を購入(画像あり)
アマゾンやブックオフの中古本もいいけど、できれば新刊を購入してほしい優れた本です。
購入して損することはないので、新刊で勝って、読み終わったらブックオフへ。
ちなみに私は新刊で購入して、いまだブックオフに行くことなく自宅の本棚にしまってあります。
次は、素行調査官シリーズ2の「白昼夢」
その次はシリーズ3の「漏洩」(ろうえい)
たのしみです。
探偵と警察の内容がわかるので非常に参考になります。
良質な本!おすすめ。