笹本稜平さん著書の「素行調査官シリーズ3」
漏洩-ろうえいーを読みました。
いままでアマゾンで買ってましたが、
今回は文教堂書店で取り寄せてもらいました。
やっぱり本は本屋さんで買うものだ。
さて、素行調査官シリーズは2017年1月時点で、シーズン3まであります。
書籍のタイトルで発刊順番だと、
1,素行調査官
2,白日夢(はくじつむ)素行調査官シリーズ2
3,漏洩(ろうえい)素行調査官シリーズ3
漏洩(ろうえい)素行調査官シリーズ3 あらすじ
前回の2シリーズに引き続き、
警視庁の監察部の首席監察官 入江、
元私立探偵で特別捜査官の本郷、
監察部の12年所属で定年まじかの北本
の3人が登場。
また、シリーズにこれまで登場していた西池袋の小規模の私立探偵事務所の土居親子も再登場。
シリーズ1は、不正密入国の外国組織と殺人事件
シリーズ2は、麻薬おとり捜査と元潜入捜査官の自殺
そして、素行調査官シリーズ3 漏洩は、
企業インサイダー情報の警察内部からの情報漏洩疑惑
前作の2冊とちがって、殺人事件は起こりませんが、
経済小説ともいえる内容であり、しかも、警察小説としても面白い。
海外のタックスヘイブン(ケイマン諸島など)
マネーロンダリングや海外送金の法の抜け穴など、
橘玲(たちばなあきら)の小説「マネーロンダリング」が好きな方にはおすすめ。
小説「マネーロンダリング」は香港が舞台ですが、
ー漏洩ー素行調査官の舞台は日本の警視庁、赤坂、田園調布、新宿。
物語のあらすじは、
ソフトフェア上場企業のインサイダー情報が、
「警視庁から漏洩した可能性がある」と証券取引等監視委員会から報告。
警察上層部は、担当した刑事 戸田係長を左遷し、情報隠滅をはかるが、
その部下である沢木までに隠蔽の圧力がかかり。。。。
そんな始まりで、中盤から終盤までいっきに盛り上がるストーリー
ちなみに、今回は私立探偵小説・警察小説をまとめて注文。
本屋さんでも2日で取り寄せできたので、アマゾンより受取が楽。
自分の好きな時間に、本屋さんへ立ち寄れる。
私がよく行く文教堂書店は、22:00(夜10時)まで営業だから、仕事帰りでも大丈夫。
今後、本は本屋さんで購入することにします。