興信所の身元調査で、結婚相手を調べる内容とは
興信所の身元調査の案件で多いのが婚約をしている場合に婚約相手の身元を調べてもらうケースですが、この場合は本人が依頼するケースだけでなく親が相手の素性を知るために依頼するケースも少なくありません。
婚約者を調べるための興信所の身元調査では相手がこれまでも結婚をしてきたことがあるかどうかということや犯罪歴の有無、借金の有無、交友関係などを調べるケースが多くなっています。
興信所の身元調査の方法は興信所によっても手法が異なっているので、当然ながら興信所によって身元調査における成功率なども異なってくることになりますが、信頼できるところに依頼することが失敗しないためのコツになります。
婚約者を調べる場合は調べた後に結婚を取り消したいような事柄が見つかった場合にどうやって破棄という流れに持って行くかというのも悩むポイントですが、既に式場などを抑えて結婚の準備が具体的に決まってしまっている場合は特に注意が必要。
最近はインターネットを利用することで探偵事務所や興信所などの情報を集めることができるようになっているので、実際に婚約者の身元調査を依頼するケースは増えています。
一方で、調査をすることによって起こるトラブルというのもあり、探偵や興信所との間で起こるトラブルだけでなく婚約をしていた相手との間でトラブルが起こるようなケースもあるので、依頼して調べてもらう場合は契約内容などをきちんと把握しておく必要があります。
結婚相手の親族を調べる|興信所の身元調査
興信所の身元調査で調べるターゲットになるのは婚約者やお見合い相手などをイメージする人は多いと思いますが、実際に興信所の身元調査で調査してもらう人の中には親族が含まれているケースが少なくありません。
親や兄弟などが対象となって身元調査の依頼をするケースもありますが、調べていく中で自分が親や兄弟と血のつながりがないなど衝撃な事実に辿りつくようなこともあります。
出生の秘密に謎がある人が依頼するケースが多くなっていますが、それ以外にも財産分与などをする際にトラブルが起こらないようにするために身内の状況などをあらかじめ把握しておくという意味で興信所の身元調査で調べてもらうことがあります。
本来であれば強い信頼関係で結ばれているはずの親族ですが、強い絆で結ばれているからこそ少しのことで大きな亀裂が入ってしまうことがあるのも現実的なこととしてあります。
身内の事であればある程度は自分でも調べることが可能ですが、身内に調べていることが知られてしまうのは困るという人もいると思うので、少しでも調査が発覚するリスクを減らすという意味でも興信所などプロのスタッフがいるところに依頼することが大切です。
また、身元調査を依頼するということは何らかの疑いの目があるというケースが多いと思いますが、もし調べていく中で自分にとって予期しないことが発覚した場合はどのように対応するかも考える必要があるのであらゆる状況を想定して動くことも大切です。
結婚相手の素性が分かった場合の対応※結婚詐欺など
興信所の身元調査で調べる場合にお金を払ってプロに調べてもらうわけなので、ターゲットになる人にはできるだけ知られないように調査を進めて行きたいというのが依頼する側の気持ちだと思います。
これから結婚するにあたって婚約者のことを調べてもらうことや同じ会社で働いている従業員のことを調べてもらうなど興信所の身元調査と言っても目的はさまざまですが、調査をする中で相手の素性を知った時にどう対応するかということもあらかじめ考えておく必要があります。
その際に調査をして素性が分かったということを相手に伝えるか、それとも調査をしたということを伏せたまま他の理由で距離を置くかなどさまざまな対策方法が考えられますが、いずれにしても後悔がないようにするためにも早い段階から想定される状態を把握しておく必要があります。
相手のことを信頼していた場合ほど興信所の身元調査でマイナスの結果が出た場合の気持ちの落胆度合いというのは大きくなってしまいますが、その結果を踏まえて話し合うような場がある場合は冷静に話しができるように心の準備をしておくことも大切です。
特に結婚を約束していた相手が既に結婚していた場合や結婚詐欺師である可能性が調査によって分かった場合は修羅場になることが想定されます。
実際に身元調査の結果が原因となってトラブルになるような事例は起こっているので、そうならないようにするためにもしっかり気持ちの整理をつけておきましょう