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好きな人・元カレ・元カノ調査を探偵に依頼しても
最近、質問が増えていますが、大手の探偵は好きな人・元カレ・元カノを調べる調査は断ります。
もちろん、大手だけでなく通常の認可された興信所・探偵なら断る方が多数。
理由はストーカーや犯罪につながるケースがあるから。
最近ではストーカーが探偵を雇うなどの新たな問題がおき、
当然、調べた探偵も犯罪につながる可能性があると知りながら調査したわけですから、
処分をうけます。
配偶者や婚約者の調査とは違うのです。
危険が及ぶ可能性がある場合は警察に相談する
ストーカー行為を受け、かなりそれがエスカレートしている場合は、もう警察には相談はしておかなければなりません。一番してはならないのは、警察に相談せずに相手を拒絶したりすることです。
SNSが発端であれば、相手からの投稿をブロックするという方法がありますが、下手にブロックすると、相手の神経を逆なでし、凶行に走らせる可能性が高いからです。まずは警察に相談をします。警察に先に相談しておき、ブロックしたり、相手を遮断するのはその後にします。
ある程度エスカレートしてくると自分の判断で行動せずに、かえってそのまま静観した方が、むしろ自分の身が危険にさらされません。最近では専門家も相手側をブロック、拒絶することは極力避けるようにした方がいいと提言しています。
相手の感情を刺激させない事が安全です。最近ではサイバー捜査というものを実施している警察所もあります。SNSであれば、ブロックするより、かえって泳がせていた方が、サイバー捜査員の捜査線にストーカー側が引っかかる可能性が高いです。
その結果、自分が何かをせずとも、警察側がストーカー側に勧告、あるいは刑事処罰を執行させることもできますので、安全にストーカー被害から逃れられるということになります。
児童の性犯罪も現在多いですが、最近のニュースで、警察がSNSに仮名で登録し、児童に対する性犯罪の犯人と直接会う約束を取り付け、逮捕したという事例もあります。ストーカーに対する取り締まりも今後このような形式をとる可能性が高いです。
高額だが最も安心できるといわれる探偵・興信所へ相談する
ストーカーを受けていると自分が感じたら、まずやるべき事は自治体への相談、警察への相談、そして予算があれば必ず興信所へも相談をしておきます。できるだけ多くの手を打っておきます。またこれらの窓口へ相談することで各機関で情報共有が図れます。
自治体は地元の警察署と密接に連携を取っていますし、警察署から何かあれば自治体に問合せすることも多々とあります。これはストーカー関連だけではなく、失踪事件なども同じです。そして興信所ですが、これは尾行や調査という業務内容から、元警察官が所属している事が多いです。
そのため、現役の警察官との交友関係を持っているケースがあり、極秘で興信所と警察署で情報共有している事があります。さすがに浮気調査や身辺調査に関しては警察署と情報の共有はしていませんが、ストーカーやDV、失踪等、事件性が高いと判断されるものは、警察にも情報が入っているものです。
個人情報保護法の事もあり、まだ証拠が揃っていない状態では公には情報を伝えているとは言えないものですが、万が一何かあった時に、取り返しがつかない為、実際は何らかの形で情報を伝えているのが実情です。
そして、興信所の調査によってストーカー行為と明らかに見なされた時、その確たる証拠が出た時に、初めて公に警察へ情報を持ちかけることとなります。警察へとなると即、刑事事件として扱われる為、大体のケースでは、興信所の調査員がストーカー側に直接話をつけていくのですが、意外にこれで事が収まる場合もあるようです。