激安料金のカラクリに注意!探偵業界の真実とは?
探偵業界に「集客」のための過激な広告があります。
その一例が「調査員1時間あたり格安料金」
たとえば、「調査員1名/1時間1,000円~」という驚きの価格を掲げる業者もあります。
しかし、このような料金表示には注意が必要です。
業界の常識から見る「格安料金」
探偵業界の内部の人間からすれば、1時間1,000円という料金は「ありえない」水準。
激安料金には必ずカラクリが隠されています。
確かに時間単価は安く見えますが、調査の総費用には多くの要素が含まれるのです。
調査料金の内訳
調査費用は人件費だけではありません。以下のような項目が含まれます:
- 成功報酬金:調査の結果に応じて支払われる成果報酬
- 基本料金:着手金、タイムチャージ、日当、出張手当など
- 割増料金:深夜・早朝、危険手当など
- 実費経費:交通費、宿泊費、車両費、通信費、機材費など
- その他:情報入手の手数料、報告書作成費など
格安の人件費をうたう業者は、これらの経費を別途加算することで最終的な総額を調整している場合が多いのです。
実際の探偵調査員1時間当たり相場は?
東京都内で探偵の時間単価を見ると、5,000~7,500円の業者は全体の約25%。
残りの75%は6000~12,000円が一般的な相場です。
激安料金の探偵社ですが、総額は安くないことがほとんど。
逆に1時間当たり8,000~12,000円の探偵の料金は、結果的に「激安探偵」と変わらないことも多いのです。