探偵を雇う費用：浮気調査にかかる金額と失敗しない選び方
初めて探偵にする方にとって不安があるのは当然です。決して安くない費用について不安を抱える方も多いでしょう。この記事では、探偵を雇う費用の実態、そして失敗しない探偵選びついて「わかりやすく説明」します。
探偵を雇う費用の相場
探偵事務所の料金は、調査内容・期間・難易度によって大きく変わります。ここでは、一般的に調査にかかる費用や支払い方法、地域による違いを見ていきましょう
一般的な調査費用の内訳
探偵を雇う費用は、主に以下の内訳で料金が決まります。
- 基本料金
- 調査員人件費
- 機材使用料（GPSトラッカー、高性能カメラなど）
- 交通費・宿泊費
- 報告書作成費
一般的な浮気調査の場合、1日のみ料金は10万円から20万円程度が相場となっていますが、パック料金なら２～３日間の料金は割安に。調査期間や必要な証拠の量によって、総額は変動。
パック料金制について
これは原一探偵事務所などの大手が採用している支払い方法で、最初に総額を決めるシステム。
契約時に総額がわかるので安心。見積以外の追加費用は発生しません。
1日のみでなく、２，３日以上の場合は割安になる料金体系。
成功報酬制について
よくWEB広告でみる「成功しなければ0円」の支払い方法。一部の探偵社では成功報酬制を採用しています。これは、調査が成功した場合のみ追加料金を支払う仕組みですが注意が必要。
メリット：
- 初期費用を抑えられる（初期費用0円）
- 結果が出なければ追加費用がかからない（失敗したら費用０円）
デメリット：
- 成功時の報酬が高額になる可能性がある
- 成功の定義が曖昧な場合がある（ここで料金トラブルになるケースあり）
契約前に成功の定義（何をもって成功とするのか）や報酬額、追加費用の発生の有無を明確にしておくことが重要。
地域による探偵費用の違いある
探偵を雇う費用は、地域によっても異なる。
- 大都市圏：人件費や経費が高く、料金も高めになる傾向
- 地方：比較的安価な場合もあるが、調査のクオリティに注意が必要（地元密着の実績ある探偵が良い）
- 遠隔地への出張調査：追加の交通費・宿泊費が発生（大手の場合は無料出張もあり）
地域を考慮しつつ、全国対応の大手にするか、地元密着の探偵にするか？複数の探偵社に見積もりを取ることをおすすめします。
探偵を雇う際の注意点（依頼するのはやめたほうがいい探偵はある）
浮気調査や素行調査の成功と、あなたに合った安心プランを見つけるためには、信頼できる優良探偵社を選ぶことが重要。
特に調査力の技術はハッキリ差がでます！
信頼できる探偵社の見分け方（選ぶ基準を知っておこう）
以下のポイントを確認しましょう：
- 探偵業の届出を行っている（管轄の公安委員会に確認可能）
- 料金体系が明確で、追加費用やキャンセルについても丁寧に説明してくれる
- 経験豊富な調査員がいる（探偵歴や調査チームの人員を確認）
- プライバシーポリシーが明確で、秘密保持に厳格である
- 過去の実績や顧客の声が確認できる
これらの条件を満たす探偵社を選ぶことで、安心して依頼できます。
契約前に確認すべき事項（料金トラブル防止のため）
探偵を雇う前に、以下の点を必ず確認。ここをしなかったために料金トラブルになったケースももあります。
- 調査内容と期間の詳細
- 料金の内訳（追加費用の有無）
- 支払い方法と時期（パック料金制、成功報酬制、稼働時間制など）
- キャンセルポリシー
- 守秘義務の範囲と情報管理方法
- 調査員の経験や調査チームの人数
- 使用する機材の種類（車両・望遠カメラ・解像度・夜間撮影など）
これらの点を明確にすることで、後々のトラブルを防ぐことができます。
探偵業法とは？法的な制限と倫理的配慮
探偵業務には法的な制限があります。探偵業法（正式名称：探偵業の業務の適正化に関する法律）があり以下の行為は違法。
認可された探偵だからといっ警察のような捜査権はありません。注意が必要です：
- 盗聴や無断での住居侵入
- GPSの無断取り付け
- 過度なプライバシー侵害
違法もしくは倫理的に問題のある調査方法を提案する探偵社は避けるべき。大手のしっかりした探偵は違法行為の調査は断るのが普通。合法的かつ倫理的な方法での調査をする優良探偵社・興信所に依頼しましょう。
探偵を雇う費用を抑える節約術とその方法
探偵・興信所にかかる浮気調査などの料金を最小限度に抑えつつ、効果的な調査を行うためのポイント。このコツを知って節約できる！
調査期間の設定（1日・1週間・１か月など）
調査期間を適切に設定することで、不要な費用を抑えることができます。1日のみで可能か？2～３日間または１週間かかるのかを把握する。
- 対象者の行動パターンを事前に把握（出勤・帰宅時間・通勤ルート・出張予定など）
- 浮気の可能性が高い日時に絞って調査を依頼（いつも帰宅が遅い曜日・出張帰りなど）
- 一部の探偵では平日と休日で料金が異なる場合があるため、効率的な日程を選択
- 深夜割り増し料金や延長料金の発生する調査場合は、事前に依頼者の許可をとること
証拠収集の範囲を明確にする（裁判で勝つか示談で済ますか）
あいまいな依頼だと必要のない調査まで発生することがあります。本当にあなたが必要な最小限の証拠収集に絞ることで、費用を抑えられます。
- 不貞行為の決定的証拠のみを求めるのか
- 交際相手の特定まで必要なのか
- 離婚調停や裁判を視野に入れているのか
目的に応じた証拠収集の範囲（どの証拠・どこまでの証拠）を探偵社と相談して決定しましょう。例えば浮気相手の顔を名前を知りたい、とか、裁判で勝てる証拠をとる、など。
複数の探偵社（できれば３社以上）から見積もりを取り比較する
失敗しない探偵選び方をする方はこれをやっています。少なくとも3社以上の探偵社に見積もりを依頼し、一番高額、一番安い探偵の見積をみて以下の点を比較しましょう：
- 料金体系（支払いは前払い、後払いや使用できるクレジットカードなど）
- 調査方法（違法行為はしない。GPS設置の詳細説明など）
- 報告書の内容（裁判所に提出できるレベルか）
- アフターフォロー（調査完了後の問い合わせ弁護士やカウンセラー紹介など）
ただし、単に安い料金だけでなく、応対サービスの質や実績信頼性も考慮して選択することが大切。
探偵を雇う前のセルフ調査はどこまで？
探偵を雇う前に（契約する前）、ある程度の対象者の情報があると調査がスムーズに開始できます。自分で調査を行うことで、費用を抑えたり、調査の効率を上げたりすることが可能ですが、リスクもあるので出来ること、できないことを明確にしておきます
セルフ調査（自分で調べる）で分かること
調査対象者の以下ような点は、自分で調べて確認できる可能性があります：
- 不自然な外出や帰宅時間の変化
- 携帯電話の使用パターンの変化（頻繁な通話や深夜のメール）
- 服装や身だしなみの変化
- 金銭の使い方の変化（不明な出費の増加）
- SNSの使用状況の変化
ただし！調査対象者に警戒されたら調査困難となるので、注意が必要です。
浮気のセルフ調査のリスクと限界
ここは最初に知っておきポイント。浮気の自己調査には以下のようなリスクと限界があります：
- 法的に有効な証拠の収集が困難（できないと思ってください）
- 専門的な尾行・張り込みは素人には無理（ターゲットにバレます）
- 感情的になりすぎて冷静な判断ができなくなる可能性
- 相手に警戒されると、その後の調査が困難に（これが非常に多い）
これらのリスクと限界があるため、無理をしないで適切なタイミングで探偵に依頼すること失敗しないポイント。
いつ探偵へ相談すればよいか？依頼するタイミングとは
大手探偵の調査によると相談者の70％以上は実際に不倫が発生しているとのこと。
浮気を疑う状態で以下のような場合は、探偵への依頼を検討するタイミングかもしれません：
- 明らかな不審点が複数ある
- 対象者が警戒して行動を隠すようになった
- 自分で浮気の証拠を探すのは限界を感じる
- 法的手続きを視野に入れている
プロの調査専門家の力で、確実な浮気の証拠を収集できます。
探偵を雇った後の流れが気になります
探偵を雇った後のフローも重要なもの。調査結果をどう活用するかが重要です。ここでは、浮気調査報告書の見方から法的手続きへの活用方法まで解説します
調査報告書の見方とみるべきポイント
調査報告書には通常、以下の情報が含まれます：
- 調査概要（日時、場所、対象者の行動）
- 写真や動画などの証拠資料
- 調査員の所見
報告書の内容をよく確認し、不明点があれば探偵社に質問しましょう。証拠の質や量が十分かどうかも評価することが大切です。
法的手続きを検討する方への活用方法
離婚、慰謝料請求などで調査結果を法的手続きに活用する場合、以下の点に注意が必要です：
- 証拠の適法性（違法な方法で取得された証拠は使用できない）
- 証拠の十分性（離婚訴訟などで認められるレベルの証拠か）
- 証拠の保管方法（改ざんの疑いがかからないよう適切に管理）
必要に応じて、民事の離婚・家庭問題に強い弁護士に相談しましょう。多くの探偵は弁護士事務所と提携しているので、法的アドバイスを受けることをおすすめします。
まとめ：探偵を雇う費用＆賢い失敗しない依頼方法
探偵を雇う費用は、調査内容や期間によって大きく変わります。浮気調査の料金を最小限度に抑え、効果的な調査を行うポイントをまとめました。
- 信頼できる実績ある探偵社を選ぶ
- 調査の目的と範囲を明確にする（どこまでの証拠が必要か）
- セルフ調査はリスクと限界があることを理解する
- 複数（３社以上）の探偵社から見積もりを取り比較
- 法的・倫理的な配慮を忘れない（違法行為は依頼者のあなたも訴えられる可能性あり）
あなたに合った安心プランを見つけるためには、これらの点を考慮しながら、自分の状況に最適な探偵社と調査プランを選択することが大切。
探偵を雇うことは大きな決断です。感情的にならず、冷静に状況を判断し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けながら、最善の選択をしてください。適切な調査と証拠収集により、あなたの不安を解消し、今後の人生の方向性を決める手助けとなることを願っています。
